もしかしたら自分はうつかもしれない…と感じる人が多くなってきているようです。
今まで「ウツ」という言葉は医療的な介入が不可欠な病気としての特殊な心の病態'を言い表すものだったはずですが、今日では誰もが日常的に接しうる、ごくありふれた現象になってしまった感があります。
これだけウツが日常的な感覚で語られるということは、今の社会の仕組みやあり方が、ウツな気分を育みやすい要素をひじように多く孕んでいるからに他ならないのです。
うつ病の人に多い、抑うつ気分とは、患者さんから「気分が憂うつ」「気分が沈む」「気分が晴れない」「気が滅入る」「うっとうしい」などと表現されるものです。また、すぐにイライラしてしまったり、不安感が強くなってしまったりと自分がうつなのかどうなのかなんて自分では診断できないのが実情かもしれません。
また、身体的な感覚として、性欲の低下、生理不順、頭痛や頭重、めまいやしびれなど多彩な身体症状が生じてくることもありますがそれも説明しろと言われても完全に説明しきることは難しいものなのかもしれません。
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